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2025.06.02

”噛む”だけじゃない!私たちの生活を支える歯の多彩な役割

こんにちは木更津市にある歯科医院のきさらづ歯科クリニックです。

 

「歯は食べるためにある」と思われがちですが、実はそれだけではありません。

歯は私たちの健康・表情・社会生活にも深く関わる、非常に重要な存在です。

 

今回は、5つの観点から歯の役割についてのお話です

① 咀嚼(そしゃく)=栄養の入り口

歯の最も基本的な役割は、食べ物を細かく砕き、飲み込みやすくすることです。これにより消化器官への負担が軽減され、栄養の吸収効率もアップします。咀嚼が不十分だと、胃腸に負担がかかり、体調不良や栄養不足の原因になることも。

 

発音を支える

前歯や舌の動きは、発音に大きな影響を与えます。特に「さ行」「た行」「な行」などの発音は、歯が正しい位置にあることで明瞭になります。歯並びや噛み合わせが悪いと、滑舌に影響が出てしまうことも。

 

表情・印象を形作る

歯は、笑顔の印象を左右する大きな要素です。きれいな歯並びや白い歯は、清潔感や好印象を与えることが多く、ビジネスや人間関係にもプラスに働くと言われています。

 

脳の活性化

噛むことで脳に刺激が伝わり、記憶力や集中力の向上、認知症予防にもつながることが研究でわかってきています。特に奥歯のしっかりした噛みごたえは、前頭葉への刺激が強いとされています。

全身の健康維持

虫歯や歯周病があると、口の中の細菌が血流を通じて全身に影響を与えることがあります。近年では、歯周病が心臓病や糖尿病、早産などとも関連があることがわかってきました。

まとめ

歯は単なる“道具”ではなく、私たちの健康・表現・社会性すら支える存在です。日々のケアを怠らず、10年後、20年後も自分の歯で楽しく食事ができる未来を目指しましょう。

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