こんにちは。木更津市にある、歯医者のきさらづ歯科クリニックです。
最近、テレビや雑誌などで「ホワイトニング」という言葉を見たり、聞いたりすることが多くなりました。
マスクで口元を見る機会が少なくなったせいか、逆にマスクを外した時に、自分や他人の歯の色が気になる方が多くなっているようです。
そもそもなぜ歯が黄色いのでしょうか?
元々、日本人の歯の色は欧米人と比べると黄色い傾向があります。これは、日本人の歯のエナメル質は薄いため、エナメル質の下にある黄色い象牙質が目立ち黄色く見えてしまうのです。
さらに、エナメル質に食べ物や飲み物の色素が蓄積され、黄ばみが目立つようになるのです。紅茶、コーヒー、赤ワイン、カレー、チョコレート、などの色の濃い食品、タバコなどは蓄積されやすいとされています。
若い頃、歯が白かった人でも、年を重ねるとともに象牙質そのものの色が濃くなり、少しずつ白さを失い、若い頃より歯が黄ばんで見えるようになります。
これらの黄ばみを白くさせるのが「ホワイトニング」と言われる施術です。
今回は「歯の黄ばみについて」のお話でした。
次回のテーマは 「なぜ白くなるのか、ホワイトニングの仕組み」 についてです。