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2025.08.03

セラミック治療とは?見た目と健康、どちらも大切にしたい方へ

木更津市の歯医者、『きさらづ歯科クリニック』です😃

虫歯などで削った歯に詰め物や被せ物をする治療の中でも、見た目の美しさと機能性を両立できるのが「セラミック治療」です。

保険診療でよく使われる銀歯に比べて、セラミックは白く透明感があり、自然な見た目を再現できるのが大きな特徴です。そのため、笑ったときに見える前歯はもちろん、奥歯にも「目立たず美しい仕上がり」を求める方に選ばれています。

セラミック治療のメリット

見た目が自然で美しい
セラミックは透明感があり、天然歯のような自然な仕上がりになります。色味の調整もできるため、ご自身の歯に合わせて色を再現できます。
金属アレルギーの心配がない
金属を一切使用しないため、金属アレルギーのリスクがなく安心です。
むし歯・歯周病リスクの軽減
セラミックの表面はとても滑らかで、プラーク(歯垢)が付着しにくい性質があります。そのため、お口の中を清潔に保ちやすく、歯との密着性も高いため、むし歯の予防にもつながります。
歯ぐきが黒ずまない安心感

金属を使った詰め物や被せ物は、時間が経つと金属成分が溶け出し、歯ぐきが黒ずんで見えることがあります。一方、セラミックは金属を含まないため、歯ぐきが変色する心配がなく、自然で健康的な見た目を保てます。

 

セラミック治療のデメリット

保険がきかないため、費用が高め

セラミック治療は基本的に保険適用外となるため、銀歯や保険内で使用されるプラスチック素材に比べると費用負担が大きくなる傾向があります。
ただし、見た目の自然さや耐久性、虫歯や歯ぐきへの影響の少なさなど、長期的なメリットを考えると、コストに見合う価値のある治療法といえます。

衝撃で欠けたり割れたりすることがある

セラミックは非常に硬く、すり減りにくい素材ですが、強い衝撃には弱く、割れたり欠けたりするリスクもあります。特に、歯ぎしりや食いしばりのある方は注意が必要です。
そのような場合は、ナイトガード(マウスピース)の使用をおすすめすることもあります。
最近では、より耐久性の高いジルコニアセラミックといった素材も選べるようになっており、ライフスタイルや噛む力に応じた選択が可能です。

 

セラミック治療は、金属アレルギーのある方や、「きれいな歯を長く保ちたい」と考えている方にとって、とても魅力的な選択肢と言えるでしょう。

保険適用外のため費用はかかりますが、その分得られるメリットは大きく、長期的に見ればコストパフォーマンスの良い治療法といえます。

一口に「セラミック治療」と言っても、治療の内容はさまざまです。症例や部位によって治療方法が異なります
また、使うセラミック素材にもいくつか種類があり、それぞれの特徴や費用にも違いがあります

ご自身に合った最適な方法を選ぶためにも、まずは一度、お口の中を拝見しながらご相談いただくことをおすすめします。
気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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